【群馬県 昭和村】台湾の大台南国際旅展に出展してきました!
こんにちは!昭和村地域おこし協力隊の伊藤です。
実は先日まで台湾に行っていました。お仕事で。
こちらは協力隊レベルの話ではなく、群馬県商工会連合会のビッグプロジェクトです。
今回は、商工会連合会が主体となって参加した「大台南国際旅展」関係のレポートをお届けします!
まず、群馬県と台湾のつながりについて紹介します。
話は5年ほど前にさかのぼり、昭和村のご近所みなかみ町の職員である阿部さんから始まります。
当時台湾からのインバウンドを目指していたみなかみ町ですが、有名な台北や高雄は既に開拓されすぎていた市場でした。
そこで、あまり注目されていなかった「台南」に目を付けます。
中国語のできる阿部さんが台南の旅行業者や政府に精力的に働きかけたことで関係が構築され、阿部さんはみなかみ町の職員でありながらなんと台南市政府職員としても迎えられました。
そうして「みなかみ町」と「台南市」の関係が生まれ、その関係が「群馬県全体」に広がって県の商工会連合会としては今年で3回目の旅行展出展となりました。
さて、それでは現地のレポートです!
21日は「大台南国際旅展」の前日なのですが、旅行業者向けの商談会が行われました。
昭和村チームは道の駅あぐりーむ昭和や奥利根ワイナリーなどを回るツアーを組んで業者に説明しました。
台湾の方に興味を持ってもらった反面、旅程の詰めの甘さや相場の違いが判明するなど、いろいろと収穫のある1日でした。
22日は「大台南国際旅展」の初日です。
昭和村チームは来場者にFacebookで「いいね」をしてくれた人に「しょうわんくん」などのステッカーをプレゼントしながら昭和村のPRをしてきました!
日本で知名度がいまひとつなしょうわんくんですが、台湾の人にはとっても喜んでもらえました。
道の駅のFacebook、今ではいいねしてくれた人が台湾人ばかりになっています(笑)。
ポップは自分が作りましたが、本文の中国語は本物の台湾人に翻訳してもらっています・・・!
23日は「大台南国際旅展」の2日目で、Facebookのキャンペーンは継続。
この日はステージイベントも同時に行いました。
「こんにゃく芋生産量日本一の村は?」といった日本では常識的な問題なども台湾では難問!
会場は大盛り上がりで、正解賞品のタオルは瞬く間になくなりました。
24日は「大台南国際旅展」の途中ですが、昭和村チームほか多くのチームは朝から帰路につきました。
後半の日程で来た群馬県の他の地域のチームや通訳の人に昭和村ブースもお願いして帰国!
オール群馬で参加しているからこその強みですね。
そんなこんなで忙しい台湾の日々は過ぎていきました・・・。
ちなみに参加した商工会や事業者は昭和村の他に
みなかみ町、片品村、草津町、しぶかわ(伊香保)、沼田市東部(老神)、前橋市、前橋市東部(赤城南麓)、榛東村、甘楽町、安中市松井田
と多数です。
まだ参加していない皆さんの地域も観光事業者や商工会と連携して台南から人を呼び込みたいということであれば参入できるかもしれません。
ぜひぜひ地元の商工会や県商工会連合会と相談してみて下さい。
みんなの力で群馬をGUNMAに!!!