活動情報

【桐生市黒保根町】「くろほねマルシェ」で採れたて新鮮野菜を街にお届け!~進化したドライブスルー八百屋~

2020年09月07日
くろほねマルシェ

こんにちは!桐生市地域おこし協力隊の飯塚です。

 

今回は、毎週土曜日に桐生市黒保根町の新鮮野菜など

特産品を桐生市の中心部で市民の皆さんへお届けしている

「くろほねマルシェ」

をご紹介させていただきます!

 

桐生市(図、青色)は「中心市街」と「赤城山麓地域」の間に

お隣の「みどり市(図、緑色)」の一部があり

全国的にも珍しい「真っ二つの飛び地」桐生市とみどり市の図

であります。

 

その桐生市の北西部分にあり、赤城山の東麓面にある「黒保根町」で活動している3名の協力隊員が

東側の「桐生の市街地、ど真ん中」へ毎週行っているのには「深い理由」があります。

 

桐生市黒保根協力隊ファーム岩崎隊員仕入れ

まず、桐生の街中に住んでる市民の皆さんは「黒保根町」があまり身近ではなく

「平成の大合併でくっついた飛び地の村?」「日光や沼田へ抜ける道の途中にある農村?」

という程度の認識が大半で、「赤城山の頂上まで続く高原が桐生市内にある」

という事があまり知られておらず「知る人ぞ知る秘境」なのでした。

 

そんな中「緊急事態宣言」が発令された今年4月、黒保根町内にある唯一の道の駅

「くろほね・やまびこ」などが営業自粛となり「出荷停止で行き場のない野菜がある」

という農家さんの声を聴いた岩崎隊員(地域おこし協力隊)が始めたのが

「ドライブスルー八百屋」でした。

ドライブスルー八百屋行列岩崎隊員取材殺到

車に乗ったまま他のお客様と接触することなく

感染拡大を防ぎながら、新鮮な野菜や黒保根の特産品が買えるとして

テレビや新聞など各メディアに取り上げられ連日大盛況となりました。

 

「黒保根の野菜は美味しい」「山菜や卵、加工品もあるなんて知らなかった」

こんな嬉しいお声をたくさん頂き、何よりもいちばん嬉しかったのが

 

「やめないで続けて欲しい」

 

というお声をたくさん頂けたこと。

 

「近くて遠い黒保根町」が、実は桐生市のかけがえのない「財産」だということを

知ってもらえたからこそ、緊急事態宣言解除後の現在もこれからも

「くろほねマルシェ」として形を変え進化して続けて来られたのだと思います。

赤城とうふとくろほねマルシェ

現在は「赤城とうふ すみれ屋」さんとコラボ中!

赤城の湧き水で作る美味しいお豆腐も買えます。

くろほねマルシェ

毎週土曜日AM9時~12時(売り切れ次第終了)

桐生市本町6丁目の古民家カフェ「PLUS+アンカー」駐車場にて開催中ですが

出店場所や商品内容はどんどん進化していきますのでお楽しみにっ!

 

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