活動情報

【地域おこし協力隊全国サミット】「地域おこし協力隊三方良しの取組アワード」募集中!

2025年09月19日

こんにちは、一般社団法人ちもり 専務理事、そして片品村地域おこし協力隊OGの中村茉由です。

昨年度、東京ミッドタウンで開催された「地域おこし協力隊全国サミット」パネルディスカッションに登壇させていただきました。

そこで強く感じたのは、地域・隊員・自治体がそれぞれの強みを活かし合い、
持続可能な関係をつくることこそが本当の三方よしだということ。

  • 地域にとっての「良し」:協力隊の活動が一過性ではなく、地域資源や人とつながり、持続的な価値を生み出すこと。

  • 隊員にとっての「良し」:単なる地域貢献だけで終わるのではなく、自身の成長やキャリアにつながり、将来につながる選択肢が広がること。

  • 自治体にとっての「良し」:制度が単なる人的補充ではなく、地域の未来を担う人材育成の仕組みとして機能すること。

この三つが揃ったとき、協力隊制度は本当の意味で「三方良し」になるのではと発表された3地域のお話とディスカッションを通じて感じました。

それを、各地域の現状や特性に合わせてどう設計するのかが重要だと感じます。


今年度は「選考委員」として参加します

そして今年度は 「地域おこし協力隊三方良しの取組アワード」選考委員 として関わらせていただくことになりました。

実行委員会 ※敬称略・五十音順

委員長

 小田切 徳美(明治大学農学部 教授)

委員

 稲垣 文彦(公益社団法人ふるさと回帰・移住交流推進機構 事務局次長)

 田口 太郎(徳島大学大学院 教授)

 中村 茉由(一般社団法人ちもり 専務理事)

 鍋島 悠弥(地域おこし協力隊サポートデスク 専門相談員チーフ)

 橋本 美奈(わかやま地域おこし協力隊ネットワーク 代表)

オブザーバー

 図司 直也(法政大学現代福祉学部 教授)

 平井 太郎(弘前大学大学院地域社会研究科 教授)

全国の協力隊や地域プレイヤーが一堂に集まる「地域おこし協力隊全国サミット」にて、地域の実践を全国に発信できるチャンスです。
自分たちの取り組みを共有したい、学び合いたいと思う方はぜひエントリーを。

せっかくの機会なので、行政×隊員×地域が共に成長できる“群馬・北関東発”の好事例を全国へ届けたいと思っています。

「この地域はぜひ!」という情報があれば、自薦・他薦を問いません。ぜひ教えてください。できる範囲で伴走サポートもします。


🌟応募案内

  • 対象:自治体職員・地域住民・地域おこし協力隊員(経験者含む)の“三者”で
    「三方よし」を目指した取組を発表できる自治体

  • 応募期間:令和7年7月23日(水)〜9月30日(火)

  • 応募窓口:各自治体が総務省地域自立応援課へ提出

  • 提出書類

    1. 応募調書(Excel)

    2. 取組アピール資料(PowerPoint、20分プレゼン想定)

  • 詳細・応募書式ダウンロード
    総務省ページ

全国サミットは 令和8年1月31日(土)・2月1日(日)開催予定
選ばれた自治体は、2月1日のステージで全国に向けて事例発表を行います。


一緒に全国の舞台へ

昨年のパネルディスカッションで改めて実感したのは、
三方よしのアウトプットは地域ごとに違っても、「持続可能な関係づくり」という本質は共通しているということです。

行政・隊員・地域がそろってこそ生まれるストーリー、地域の挑戦を、今年は選考委員として、私も応援します。

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