地域おこし協力隊を募集しています。

渋川市地域おこし協力隊(地場産業後継者分野)を募集します!

【渋川市について】

渋川市は、群馬県のほぼ中央部に位置し、古くから交通の要衝として栄え、豊富な水資源を活かした工業、山地の開拓による農業や、伊香保温泉を中心とした観光・温泉などを主要産業としてきました。
地形は赤城山、榛名山、子持山、小野子山に抱かれ、利根川と吾妻川の流れによって形成された谷地とともに、標高差が概ね1400メートル以上となる起伏に富んだ地形を有しています。

【募集内容】

渋川市では、長年創作こけし産業が地場産業として盛んでしたが、現在後継者不足が大きな課題となっており、このままでは、創作こけし産業がなくなってしまうという危機感があります。
 この課題に自らこけしづくりの基礎を学びながら、地域、行政職員、創作こけし作家等様々な立場の人と協力し、創作こけし産業の後継者又は創作こけし作家として起業を目指し、活動に取り組んでくれる方を募集します。

【創作こけしとは】

こけしは、大きく分類して、東北地方が産地として有名な「伝統こけし」と自由な造形が特徴の「創作こけし」という2種類があります。創作こけしは、戦後の観光ブームの起こりから昭和20年代に前橋市で誕生しました。
 現在、渋川市は、創作こけし産業の中心地の一つとして数多くのこけし作家が活動し、一点物の芸術性が高い作品から、大量生産され私たちの手に届きやすいお土産物まで、様々な創作こけしが生産されています。また、最近では、外国人観光客のお土産としても需要が大きくなっており、注目されています。

雇用関係の有無 なし
業務概要・活動概要 (1) 創作こけし製作に係る技術及び知識の習得
木工旋盤、ろくろ等を使用した切削加工、絵付け、塗装等を行い、技術及び知識の習得する。
(2) 創業に必要な知識及び経験の習得
創業セミナーを受講し、創業に必要な知識を習得する。
(3) 創作こけし産業関係者との交流及び連携
関係者との交流をとおして、創作こけしへの理解や創業についての理解を深める。
(4) インターネット等を活用した創作こけしの魅力発信
SNS等を活用した創作こけしの魅力発信等を行う。
(5) 地域行事等への参加
イベントや渋川駅前プラザでこけしの絵付け体験等を行う。
募集対象 (1) 令和6年4月1日時点で、年齢20歳以上45歳未満の方
(2) 指定する期間に1か月程度インターンシップに参加出来る方
(3) 地域おこし協力隊の特別交付税措置に係る地域要件を満たす地域※に現に住所を有する方で、委嘱後すみやかに渋川市に生活の拠点を移し、住民票を異動できる方
 ※主に三大都市圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県)をはじめとする都市地域をいう。
(4) 普通自動車運転免許を有し、実際に運転ができる方。活動の際には、対人補償は無制限、対物補償は一千万円以上の任意保険に加入した自家用車をご用意ください。
(5) パソコン(Officeソフト)の操作ができ、WEBやSNS等による情報発信等の基本的な操作ができる方
(6) 法令等を遵守し、公序良俗に反しない行動ができる方
(7) 地方公務員法第16条に規定する欠格条件に該当しない方
募集人数 2人
勤務地・活動地 (1) 渋川こけし人形会会員の創作こけし工房(渋川市内、近隣自治体)
(2) 渋川駅前プラザ(事務室等あり)
勤務時間 午前9時~午後5時30分(週42時間、年240日の範囲内)
※始業・終業・活動時間が変動する場合あり
※土日、祝日に活動する場合あり
雇用形態・期間/
任用形態・任用期間
(1) 地域おこし協力隊として市長が委嘱します。
(2) 渋川市との雇用関係はありません。
※活動に支障のない範囲において、兼業を認めます(事前に届出が必要です。)
(3) 隊員の任期は1年とし、活動内容や成果等を検証し、最長で委嘱の日から3年間継続可能です。ただし、年度途中に委嘱された場合は、当該年度の3月31日までを任期とし、翌年度以降は、原則として年度単位で延長できるものとします。
(4) 協力隊員としてふさわしくないと判断した場合は、委嘱期間中であっても委嘱を取り消すことがあります。
給与・賃金等/報酬等 年間320万円を上限とし、日額13,300円を勤務日数で乗じた額から所得税を差し引いた額を、毎月末締め翌月20日に支払います。
月額約266,000円(参考 20日間勤務の場合)
待遇・福利厚生 (1) 活動時間中の事故を補償する傷害保険に加入します。
(2) 活動を行うための費用を、活動費として報償とは別に、年間200万円を上限に支給します。なお、支給対象の例は、下記のとおりです。
ア 住居、工房及び駐車場の賃借料
イ 車両の借上料及び燃料費
ウ 創作こけし製作に係る技術及び知識の習得に必要な機械器具及び消耗品に要する経費
エ 研修、講習及び資格取得に要する経費
オ 作品展、展示会及び即売会の参加費
(3) 活動費の対象とならない費用の例は、下記のとおりです。
ア 住居の火災保険、引っ越し費用、光熱水費、自治会費等
イ 自家用車の購入費用及び任意保険加入費用
ウ 国民健康保険料、国民年金等の社会保険料の支払い
(4) その他、活動に必要な費用については、産業政策課と協議の上、予算の範囲内で市が用意します。
応募期間 随時
選考の流れ (1) 第1次選考(書類選考)
 月の最終週に書類選考を実施し、結果を文書で通知します。
(2) 現地説明会
 第1次選考の合格者に対し、創作こけし工房等についての見学及び説明を行います。なお、日程等の詳細は、第1次選考合格者に文書で通知します。
(3) 第2次選考(面接)
 第1次選考を合格し、現地説明会に参加した方を対象に面接を行います。なお、日程等の詳細は、文書で通知します。
 また、選考に要する交通費及び宿泊費等は個人負担となります。
(4) インターンシップ
 1か月程度地域おこし協力隊が行う活動を体験します。インターンシップ期間初日に渋川市役所で面談を行います。なお、日程等の詳細は、第2次選考合格者に文書で通知します。
 また、インターンシップ終了後に日額12,000円の報償を活動日数分一括で支払います。
(5) 意向確認
 インターンシップ最終日に渋川市の地域おこし協力隊として最長3年間活動する希望があるか意向確認を行います。
(6) 最終選考結果の報告
 最終結果(内定)は意向確認終了後に文書で通知します。
(7) 着任(委嘱)
  着任日は調整の上、決定します。
※住民票の移動は必ず委嘱日以降に行ってください。それ以前に住所を移動させると応募対象者でなくなり採用が取り消しとなる場合があります。
【申込書類】
履歴書(市販のものに写真貼付)、運転免許証のコピー、住民票抄本、作文(創作こけし産業に従事することに対する意気込みや思い描く将来像など/形式・文字数不問)
【申込み方法・申込先】
申込書類を次の窓口へ郵送、E-mail又はご持参ください。
(ご持参の場合、土曜日、日曜日及び祝日等閉庁日の受付はできませんので、ご注意ください。)
なお、E-mailの場合は、データを5MB以下にして送信してください。
〒377-0007 
群馬県渋川市石原6番地1
渋川市 産業観光部 産業政策課 商工・産業振興係
電話 0279-22-2596 FAX 0279-22-2132
E-mail syoukou@city.shibukawa.gunma.jp

渋川市産業観光部産業政策課商工・産業振興係 田中

電話番号:0279-22-2596